白いベッドリネンが人気の理由
専門店やデパートには、様々なカラーやプリントのベッドリネンが揃っています。最近は国内でも、取り扱われる寝具の種類が増えて、ベッドメイキングがより一般的になってきたように感じます。
そんな中で、Beaumont & Brown が設立当初から変わらず取り扱うのは、400スレッドカウントでコットン100% の上質なファブリックを使用したクラシックでシンプルなデザインのベッドリネン。基本色は白とグレイとベージュの3色を揃えています。
※ Beaumont & Brown のベッドリネンのコレクションはこちら
さて、全ての色がそれぞれ人気ではありますが、本国UKで最も人気がある永遠の定番は、実はクラシック・ホワイト。
真っ白いベッドリネンは汚れが目立つのでは…と敬遠される方も多いのですが、ベッドリネン専門店として敢えておすすめを選ぶなら、それはやっぱり迷わず白いベッドリネンです。
今回は、そんな白いベッドリネンについて解説したいと思います。
白いベッドリネンのメリット
ベッドルームの中で、ベッドは最も存在感のある家具のひとつ。
そして、そのベッドの中でも視覚的に大きく占めるのがベッドリネンです。そのため、ベッドリネンの色や質感は、お部屋のイメージが大きく左右します。
そんなベッドリネンですが、白を選ぶメリットはどんなことでしょうか?定番として愛されてきたのには様々な理由がありますが、その主な理由をご紹介します;
- クリーンでフレッシュなイメージ
- お部屋の印象が明るく
- どんなインテリアとも合う
- ベッドのデコレーションが自由自在
- クラシックで、飽きないデザイン
- ニュートラルな色で、心地よい眠りの妨げにならない
- ブリーチも気にせず使えて、クリーニングが効果的にできる
- 汚れに気付きやすく、清潔な状態をキープしやすい
- 時間が経っても色褪せず、耐久性が高い
クリーンでフレッシュなイメージ
何と言っても、「白」ほどに清潔感を表す色は、他にありません。真っ白いシーツのフレッシュなイメージは、否定のできないない事実だと思います。白をイメージするときに、洗い立てのシーツやタオルを思い浮かべる人も少なくないのではないかと思います。とにかくお部屋やバスルームに真っ白なリネンがあるだけで、お部屋の清潔感はアップするはず。
お部屋の印象が明るく
ベッドリネンは大きくベッドルームの中でも大きな面積を占めるので、白いベッドリネンはお部屋全体を明るい印象にします。
どんなインテリアとも合う
白いニュートラルな色は、どんなインテリアのお部屋にも違和感なく合わせることができます。模様替えでお部屋のスタイルが変わっても、モダン、ゴージャス、クラシック、様々なスタイルに全て合うのは白いベッドリネンならでは。
ベッドのデコレーションが自由自在
インテリア上級者の方は、クッションやベッドスローなどでベッドをデコレーションされることも多いのでは。白いベッドリネンなら、ベッドリネンそのものは変えなくてもクッションなどの色や素材を工夫することでシーズンごとに季節感を出すのも自由自在です。白いベッドリネンのキャンバスなら、ベッド周りのアクセサリーのスタイルや色を選びません。
クラシックで、飽きないデザイン
ホワイト一色のベッドリネンは、ずっと昔から愛されてきた普遍的なデザイン。カラーのものも素敵ですが、周りまわって最終的にはホワイトを一番愛用しているというお客様も多いです。
ニュートラルな色で、心地よい眠りの妨げにならない
色は、心理的に様々な影響を与えることが知られています。時には、そんなカラーを積極的に取り入れて効果的に利用するのもいいかもしれませんが、ベッドルームは本来リラックスして1日の終わりと始まりを快適に迎えるためのもの。そのためには、心地よい眠りの妨げにならないニュートラルな白いベッドリネンがおすすめです。
ブリーチも気にせず使えて、クリーニングが効果的にできる
ベッドリネンの大切な役割の一つは、寝具を清潔に保つことでもあります。そのためには、定期的なクリーニングをストレスなくできることも重要なポイント。気になる汚れには、しっかりとブリーチを使用できることで、効果的にお手入れができます。白いリネンなら、色落ちを心配することなくクリーニングができます。そして適切にお手入れをすれば、黄ばみなどの心配もありません。
汚れに気付きやすく、清潔な状態をキープしやすい
もちろん、白いベッドリネンは、汚れが目立ちます。そして、目立つからこそ、こまめなお手入れをするきっかけもできます。クリーニングをして、白いベッドリネンが美しい白に戻ったというのは、清潔に効果的に洗濯ができている証拠。汚れたらクリーニングをする、というシンプルなお手入れを日常に取り入れることで、汚れが目立つ白を敬遠する心配はなくなるのです。
時間が経っても色褪せず、耐久性が高い
カラーのベッドリネンでは、どんなに正しくお手入れをしても、色合いの経年変化は避けられません。色合いは、毎日直接肌に直接触れることを、また洗濯や日にあたることを繰り返すうちに、微妙に変化してきてしまいます。ベッドリネンであれば、その場合にシーツとデュベ、ピローケースなどそれぞれの色合いが少しずつ異なってきてしまうことで、ベッドメイキングの完成度も下がってきてしまうことになります。逆に、白いベッドリネンであれば色褪せることがないために耐久性が非常に高く、いつまでも同じ色合いで揃えることができるので、本当に長い間ご愛用いただけます。この点は、ホテルでクラシック・ホワイトが愛される大きな理由の一つでもあります。
白いベッドリネンのデメリット
白いベッドリネンが敬遠されがちなのは事実です。その理由を考えてみたいと思います。
ベッドリネンに白を選ぶことで、考えられるデメリットは……;
- 汚れが目立つ
- ファブリック自体の品質(欠陥)を隠せない
- ベッドメイキングに工夫が必要
汚れが目立つ
白いベッドリネンなので、汚れはどうしても目立ちます。毎日肌に直接触れるものなので、普段使用している間につく汚れは避けられず、通常のお手入れが難しいのであれば、そういった汚れは目立つようになります。それがどうしても気になってしまうのであれば、白は避けるのが無難かもしれません。
ファブリック自体の品質(欠陥)を隠せない
プリントのない真っ白い生地は、原料によるもの、または製造中に起こる欠陥を隠すことができません。ファブリックそのものの品質がそのまま製品に現れることとなります。そのため、素材そのものが上質なベッドリネンを選ばなければ、お部屋の印象が寂しくなってしまうかもしれません。
ベッドメイキングに工夫が必要
寝室の中で広い面積を占めるベッドリネンなので、真っ白の場合はベッドメイキングに少し工夫が必要かもしれません。そのままではのっぺりとした印象になりがちなためです。ピローの数を工夫したり、クッションやスローでデコレーションをすることが面倒な方には、お部屋の中でバランスを取ることが難しく感じられるかもしれません。
白いベッドリネンのお手入れ方法
白いベッドリネンの良さを最大限に生かすには、真っ白な状態をキープすることが不可欠。そのためには、日々のお手入れがとても大切です。
ベッドリネンは通常頻繁に洗濯することが想定されていますので、基本的にはデリケートに扱う必要ありません。上質なものであれば丁寧に扱う必要があるかと思われがちなのですが、お洋服ではないので、そのようなことはありません!もちろんネットに入れるなどという必要もありません。
特に白いシンプルなベッドリネンはブリーチも高温洗濯も、ドラム式乾燥機も、安心してお使いいただけます。
汚れが目立つからこそ、気になったら気軽にクリーニングをすることが白さをキープする秘訣です。
ところで、一般的にベッドリネンの生地は丈夫なので、しっかり洗っても問題ありませんが、よりきれいに、シワができるだけ少なくなるように洗濯するには、少しだけコツがあります。
詳しいお手入れ方法に関しては、以下のブログページをご参考ください。
ホテルで、白いベッドリネンが採用されるのはなぜ?
Beaumont & Brown のベッドリネンは、世界中の様々なラグジュアリー・ホテルに採用いただいています。ホテルごとに、そのデザインや仕様は様々ですが、全てのホテルで共通して言えるのは一つ。それは、選ばれている色が、黄みや青みのない純白であるクラシック・ホワイトであるということ。
それにはたくさん理由がありますが、主な理由としては以下のポイントが挙げられます;
- 清潔であることをアピールできる
- 扱いやすく、クリーニングがしやすい
- 色褪せと無縁の高い耐久性
- 美しくスタイリングが決まる
清潔であることをアピールできる
ホテルでは、清潔にクリーニングを施して大切なゲストを迎えることがとても重要です。アイロンがかけられた純白のシーツは、ゲストにとって清潔でフレッシュに整えられたばかりのものだと一目瞭然。ただ清潔にするだけでなく、そのクリーンさをアピールするためにもベッドリネンは白である必要があります。
扱いやすく、クリーニングがしやすい
ラグジュアリーホテルにおいては、シミや汚れのついたベッドリネンは許されません。そのためには、しっかりとクリーニングをする必要があり、ブリーチや高温洗浄、高温乾燥なども欠かせません。そのためには、色落ちを気にする必要のあるカラーリネンは好ましくありません。とにかく高い負荷をかけても美しく洗い上げるためには、白いベッドリネンがベストなのです。
色褪せと無縁の高い耐久性
ホテルのベッドリネンは、毎日のようにクリーニングされるためにいくつも替えが用意されています。また、使用される部屋も日によって異なるため、基本的にはベッドリネンはローテーションで使われています。そのような時に、もしカラーリネンであれば色合いの経年変化があり、ベッドリネンの個体差によって例えばピローケースとデュベカバーの色味が異なるという問題が出てきてしまいます。でもクラシック・ホワイトなら、そういった心配とは無縁です。
美しくスタイリングが決まる
ホテルでは、ブランドごとにスタイルがあってクッションやスローでデコレーションをしてベッドメイキングを完成させています。また、お部屋ごとにテーマを変える場合もあります。白いベッドリネンであれば、どんなスタイルのベッドメイキングでもラグジュアリーに美しく仕上がります。
白いベッドリネンで素敵にベッドメイキングするアイデア
白いベッドリネンで素敵にベッドメイクをするのは、少し工夫が必要かもしれない……と、先程も書きました。
では、どのように工夫すればよいのでしょうか?
いくつかアイデアをご紹介します。ご参考いただけると嬉しいです!
Case 1
まずは、シンプルに全て真っ白いベッドリネンでまとめたスタイリング例。
ここまでシンプルでも素敵に見えるのは、ボリューミーなピローをたくさん重ねていること。バックにはスクエアを2つ、フロントにはスタンダードを2つ並べています。また、バックの壁がダークなブルーであることに加えて、サイドのグリーンやチェア、また木製ベッドフレームのブラウンなどの異なるテクスチャーや少し濃いめの色合いがバランスをとっています。
Case 2
例えば明るい色の背景で、スペースも限られる場合、スローをかけるとスタイリングが決まりやすくなります。たくさんのボリューミーなピローは、ラグジュアリーに仕上げるためには、外せないポイント。
Case 3
少しバランスが難しくなるのが、キングやエンペラーなどの幅の広いベッド。こちらのベッドは幅200cmのエンペラーサイズ。ピローは4つ、幅が広いのでバックにはキングサイズを、フロントにはスタンダードを2つ並べて。ベッドスローとクッションでアクセントをつけることで、バランスが取りやすくなります。
Case 4
同じく幅200cmのエンペラーサイズでも、刺繍の縁飾りの入ったデザインを取り入れるとまた印象が変わります。ピローはスクエアをバックに、フロントにスタンダードを合わせて、さらに飾りのクッションでボリュームを加えて。こちらは左右対称をポイントにしたスタイリング。
いかがでしょうか? ほんの少しの工夫で、ベッドメイキングがより素敵になると感じていただけたのではないでしょうか。そして、どんなスタイルでも白はパーフェクトに合わせていただけるということを理解していただけたのではないかと思います。
Beaumont & Brown のクラシック・ホワイト400TC
はじめて白いベッドリネンを試してみたいという方には、とにかくクラシック・ホワイト400TCがおすすめです!
くれぐれも、サイズを間違えないようにお気をつけて。
適切なお手入れで、長く、長く、ご愛用いただけると心より嬉しいです!
素材:コットン100%、スレッドカウント400
サイズやベッドメイキングのことでお悩みでしたら、ぜひお気軽にご相談ください!
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